« 特殊塗装(1)|施工事例紹介Vol.18 |

2020年5月25日

特殊塗装(2)|施工事例紹介Vol.19

14:28

アーティーズの施工事例を数週に渡りご紹介しております。

今回は特殊塗装についてご紹介致します。

ぜひご覧ください!


__________


 特殊塗装

1.2. 緑青風フォーフィニッシュ/エイジング(個人邸)

 緑青とは、銅が酸化することで生成される緑青色のサビのことを指します。置かれた環境下によって色味は異なり、比較的脆いためすぐ落とすことができてしまいます。また実素材で施工する際の難点として、自然に緑青が形成されるまでには時間を要してしまう点があります。腐食により生成した場合でも、触るとサビが落ちてしまう恐れがあります。
 作例の門・門柱・フェンス共に、実際は別素材でできているものに対してエイジング塗装を施すことによって、実物の銅では作りきれなかったものを、あたかも銅で制作したかのように存在させることができます。この場合、経年変化を楽しむことはできませんが、イメージ通りの仕上げが可能になり、施工したその時から表情をもった緑青を手に入れることができます。

3. 銅風フォーフィニッシュ/エイジング    (積水ハウス株式会社)
4. 銅風フォーフィニッシュ/エイジング(ジョンカナヤ)

 銅のサビは、始めに酸化銅が生成され、赤褐色に見えることが多くあります。酸化性の強い状況の場合、黒色に見える酸化第二銅が生成されることもあります。その後2層目として緑青が生成されます。アーティーズが施した銅風エイジングは、酸化銅・酸化第二銅を併せ持った表現が多く、実素材に腐食液でエイジングを施してもこの表情はほぼ不可能なものであり、特殊塗装であるからこそ実現する表情となっています。

5. シルバースペシャルフィニッシュ/エイジング(個人邸)

 シルバー色の金属はメッキ処理も含め、銀・プラチナ・チタン・ステンレス・アルミ・ニッケル・スズ・ブリキ・トタンなど多種あります。それぞれ性質や色味は違いますが、装飾的に見た場合の「シルバー」は素材にこだわる必要はないのではないかと考えます。
表面の荒れ具合、ツヤ具合やエイジングの違いで豊かな表情を表現できます。

6.7. 鉄風フォーフィニッシュ/エイジング(TOTO 株式会社)

 金属質の中で一番多く表情があり、どの状況でも「絵」になります。黒皮(黒サビ)・茶サビ・赤サビ・黄サビなど、鉄を保護している状況やサビが進行する中で、様々な表情を見ることができます。更に、鋳物の表面・保護塗装が剥がれた箇所からサビが出ているなど、状況の表現も鉄ならではの表情になります。
 サビによってはそのまま進行するとボロボロになり、形をなくしていきます。実素材で適度な表情のサビを維持することはできません。特殊塗装なら、鉄の風化を止めることも可能です。


p4647.jpg